アルフレッド・マーシャル 経済学原理 1.Ⅲ.5と6

 

法則への昇格は、どんな科学でも行われているものである。科学を研究している学生が、本来の自分をこえて権威をもって語ることがある。(おそらく、いかなる思索家よりも権威をもってである。そうした思索家は自ら積み上げてきたものに頼り、過去の研究者が築き上げてきた結果を無視するからだ)それは、ある状況から、どのような結果が期待されるのかということであり、よく知られた事実の真の理由が何であるかということなのである。(1..5

 

革新的な物理科学の内容においても、今のところは少なくとも、正確な測定を完璧なレベルでできるものではない。しかしながら、その進歩とは研究者集団の多大な協力にもとづいている。研究者は事実を測り、できるだけ厳密に説明を定義する。だから、調査をしている各研究者は、自分の前に残されたものを出来るだけ正確に調べるところから始めることになる。経済学者は、この科学集団に居場所を求めようとする。なぜなら、その測定はしばしば正確ではないかもしれないし、決定的なものでもないかもしれないけれど、それでも測定をもっと正確なものにしようとして研究するからであり、学生ひとりひとりも自分の研究している科学について範囲をひろげ、権威をもって話す対象をひろげようとしているからである。(1..6

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