アーサー・モリスン「ロンドン・タウンへ」14章142回

ダンキンさんは、待つことにした。店のこの繁盛が、いつまで続くのだろうかという疑いを抱いていたのだ。この場所で生計をたてるようになった者は誰もいなかったので、安定した取引が続くまで、繁盛を信じるわけにはいかなかった。ナン・メイの店が繁盛していても、慎重に家賃をあげていけば、この旗がはためいているような風景は、いつでも消すことができるだろう。もし彼女の努力のおかげで、この繁盛がたしかなものとなり、商売が儲かるのが確実になれば、そのときは今あるダンキンさんの店の、新たな支店にすればいい。

 

Mr. Dunkin resolved to wait. He had some doubts of the permanence of this new prosperity in the shop. The place had never brought anybody a living yet, and he should not feel convinced till he had seen steady trade there for some time. Nan May’s activities could always be kept from flagging by judicious increases of rent, and if the thing grew well established by her exertions, and was certain to continue a paying concern, why, here would be a new branch of Mr. Dunkin’s business ready made.

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