チェスタトン「マンアライヴ」一部一章第16回

さらにムーンは他の才能を発揮して、バーの女をよく手伝った。その奇妙な性癖とは、彼のように知的で、野心のないタイプの男たちすべてに共通するもので、自分より知的に劣る者たちと出かけるという性癖であった。同じ下宿には、モーゼス・グールドという名の、小柄で、快活なユダヤ人がいたが、黒人の活力と育ちの悪さをあわせもつ男であったので、ムーンは大いに楽しみ、彼を連れて居酒屋を訪ねあるき、その有様は猿をつれてまわる猿回しのようであった。

 

Moreover he would often bring other talent to assist her. He shared that strange trick of all men of his type, intellectual and without ambition—the trick of going about with his mental inferiors. There was a small resilient Jew named Moses Gould in the same boarding-house, a man whose negro vitality and vulgarity amused Michael so much that he went round with him from bar to bar, like the owner of a performing monkey.

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