チェスタトン「マンアライヴ」二部一章第201回

「同封の陳述書によれば」イングルウッドはつづけた。「以下のようになります」

「有名な、英国のある大学は、その裏手が川のうえにそそり立ち、その建物をささえ、変化をあたえているものは、言わば、あらゆる種類の橋であり、二軒一棟の建物なのです。川は幾つかの小さな流れや運河に分岐していき、その曲がり角のなかにはヴェニスのように見える場所もあります。とりわけ私たちに関わる事件のありました場所は、そのように見える所なのです。そこでは蝶が舞い、繊細な石作りの橋梁が水路にかけられて、ブレークスピア・カレッジとブレークスピアの学長を結びつけるのです」

 

“The enclosed statement,” continued Inglewood, “runs as follows:—

“A celebrated English university backs so abruptly on the river, that it has, so to speak, to be propped up and patched with all sorts of bridges and semi-detached buildings. The river splits itself into several small streams and canals, so that in one or two corners the place has almost the look of Venice. It was so especially in the case with which we are concerned, in which a few flying buttresses or airy ribs of stone sprang across a strip of water to connect Brakespeare College with the house of the Warden of Brakespeare.

 

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