チェスタトン「マンアライヴ」二部一章第212回

「来たよ。規則には反しているし、途方もない時間だけれど」スミスは言った。目にうつるその姿は、自分を小さく見せようとしている大男でしかなかった。「それというのも、存在が腐りかけているという結論に達しそうだからなんだ。別のやり方で考える思想家、司教や不可知論者、そうした類の人達が論じる論争はすべて知っている。それに君が厭世主義の思想家については、偉大な、生きた権威だということも知っているけれど」

「思想家はすべて」イームズは言った。「厭世的に思索するものだ」

 

“`I came, against the rules, at this unearthly hour,’ said Smith, who was nothing to the eye except a very big man trying to make himself small, `because I am coming to the conclusion that existence is really too rotten. I know all the arguments of the thinkers that think otherwise—bishops, and agnostics, and those sort of people. And knowing you were the greatest living authority on the pessimist thinkers—’

“`All thinkers,’ said Eames, `are pessimist thinkers.’

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