チェスタトン「マンアライヴ」二部一章第220回

「世界を掛けてしまえ、と我々は言った」スミスは口をひらいた。「そして今、我々は世界を掛けている。『主は、地を無のうえに掛けておられる』と聖書の言葉にはある。教授は無のうえに掛けられることがお好みですか?私は、何かに自分を掛けるつもりです。教授のために体をぶらぶらさせるつもりです。懐かしくもあり、甘美でもある昔からのこの言葉は」彼はつぶやいた。「この瞬間まで、真実の言葉ではなかった。教授のために体をぶらぶらさせよう。親愛なる教授のためにだよ。教授のためなんだ。教授がはっきり望んでいるからなんだよ」

 

“`Hang the world, we said,’ observed Smith, `and the world is hanged. “He has hanged the world upon nothing,” says the Bible. Do you like being hanged upon nothing? I’m going to be hanged upon something myself. I’m going to swing for you… Dear, tender old phrase,’ he murmured; `never true till this moment. I am going to swing for you. For you, dear friend. For your sake. At your express desire.’

さりはま の紹介

何かあればsarihama★hotmail.co.jpまでご連絡ください。★は@に変えてください。更新情報はツィッター sarihama_xx で。
カテゴリー: チェスタトンの部屋, マンアライヴ パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Time limit is exhausted. Please reload the CAPTCHA.