チェスタトン「マナライヴ」二部二章第251回

短いあいだでしたが、私がホクストンで牧師補をしていた頃に、その出来事はおきました。もうひとり牧師補が、そのときの同僚にいました。彼に誘われ、私はある集まりに参加することになりました。神を冒涜するような言い方だと私は思いますが、彼の言葉によれば、その集まりは神の王国を宣伝するために考えられたものでした。ところが反対に、そこに私が見いだしたのはコーデュロイに、つるつるした服の男たちで、その物腰ときたら粗野で、極端な意見の男たちでした。

 その同僚について、私は最高の敬意と親しみをもって話したいと思いますから、少しもお話するつもりはありません。教会の説教壇で政治力学をはたらかせることが悪であるということについて、私ほど確信している者はありません。ですから集まった信者の方々に投票のことについて助言することはありません。ただし、彼らが間違った選択をしそうだと強く感じた場合は別です。

 

“It occurred in the days when I was, for a short period, a curate at Hoxton; and the other curate, then my colleague, induced me to attend a meeting which he described, I must say profanely described, as calculated to promote the kingdom of God. I found, on the contrary, that it consisted entirely of men in corduroys and greasy clothes whose manners were coarse and their opinions extreme.

“Of my colleague in question I wish to speak with the fullest respect and friendliness, and I will therefore say little. No one can be more convinced than I of the evil of politics in the pulpit; and I never offer my congregation any advice about voting except in cases in which I feel strongly that they are likely to make an erroneous selection.

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