チェスタトン「マンアライヴ」二部二章第234回

「私たちの願いは」マイケルは言った。「その起訴にたいして、可能なかぎり、もっともな便宜を提供することです。とりわけ全法廷の時間を節約するような類のことです。この件について、私はもう一度追及するつもりですが、そのときに問題になる理論の要旨は、ピム博士にはなじみのあるものです。その理論が、どのように形成されるのかを私は知っています。偽証とは失語症の変形であり、あることのかわりに別のことを言うのです。捏造とは、作家が言わば痙攣してしまうことであり、自分の名前のかわりに叔父の名前を無理やり書いてしまうのです。公海における海賊行為、すなわち盗作行為とは、おそらく船酔いのある形なのです。でも否認している事実を調査するなんて、それは不必要なことです。つまりイノセント・スミスは、住居侵入強盗を絶対にしていないのです。

 

“We wish,” said Michael, “to give all reasonable facilities to the prosecution; especially as it will save the time of the whole court. The latter object I shall once again pursue by passing over all those points of theory which are so dear to Dr. Pym. I know how they are made. Perjury is a variety of aphasia, leading a man to say one thing instead of another. Forgery is a kind of writer’s cramp, forcing a man to write his uncle’s name instead of his own. Piracy on the high seas is probably a form of sea-sickness. But it is unnecessary for us to inquire into the causes of a fact which we deny. Innocent Smith never did commit burglary at all.

 

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