チェスタトン「マンアライヴ」二部二章第240回

「オックスフォードでは、言うのも恥ずかしいが、ひどく芸術家気質になっていた。だが芸術家というものは、制限されることを好む。私が教会を好んだのは、きれいな模様として考えたからだ。規律正しさも、単なる装飾にすぎなかった。ただ時間を区切るだけのことでも、私は大喜びをした。私は好んで、金曜日に魚を食べた。でも私は魚が好きなんだ。断食なんてものは、肉が好きな者のためにつくられたものだ。それからホクストンへ来たが、五百年間にわたって断食を続けている者たちを知った。その連中は魚をかじっているけど、それは肉を手に入れることができないからで、魚も手に入れることができないときには、魚の骨をしゃぶっているような連中だった。

 

“At Oxford, I fear, I had the artistic temperament rather badly; and artists love to be limited. I liked the church as a pretty pattern; discipline was mere decoration. I delighted in mere divisions of time; I liked eating fish on Friday. But then I like fish; and the fast was made for men who like meat. Then I came to Hoxton and found men who had fasted for five hundred years; men who had to gnaw fish because they could not get meat—and fish-bones when they could not get fish.

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