チェスタトン「マンアライヴ」二部三章第312回

彼は背をのばして立ち上がりましたが、どこか眠そうでした。それから振り返って、後ろの方にあるものを眺めました。正直に申しあげるなら、それはどこか荒涼とした風景でした。濃い紫色の平原、忘れられた線路、ぼろぼろの衣服をまとった反抗者たちの姿がわずかに見えていました。「この地で家を見つけ出すことはないだろう」彼は言いいました。「もっと東のほうにある。もっと東のほうに」

それから私の方に視線をむけましたが、その目には怒りのようなものが浮かんでいました。そして手にした棒で凍てついた大地をトンと突きました。

“He rose to his whole height somewhat sleepily, and looked round on what was, I confess, a somewhat desolate scene—the dark purple plains, the neglected railroad, the few ragged knots of malcontents. `I shall not find the house here,’ he said. `It is still eastward— further and further eastward.’

“Then he turned upon me with something like fury, and struck the foot of his pole upon the frozen earth.

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