チェスタトン「マンアライヴ」二部四章第410回

さらにレディ・ベリントンを驚かせたのは、不幸な娘がこの怖ろしい求婚をうけようとしたからで、そのとき彼女はガースという葬儀屋をしている男からも結婚を申し込まれていましたし、ガースの方が彼女より地位が高かったのです。レディ・ベリントンは当然のことですが、そうした取り決めには一瞬たりとも賛成しませんでしたので、この不幸な二人は逃げだしてしまい、秘密裏のうちに結婚をしました。レディ・ベリントンはその男の名前を正確には覚えていませんが、たしかスミスだったように記憶しています。村ではいつも「イノセント(悪意のない者)」と呼ばれていました。のちに彼は精神的な衝動にかられてグリーンを殺害したとレディ・べリントンは確信しています。

But Lady Bullingdon was yet further amazed to find the unhappy girl inclined to accept this monstrous proposal, though she was actually asked in marriage by Garth, the undertaker, a man in a far superior position to her own. Lady Bullingdon could not, of course, countenance such an arrangement for a moment, and the two unhappy persons escaped for a clandestine marriage. Lady Bullingdon cannot exactly recall the man’s name, but thinks it was Smith. He was always called in the village the Innocent. Later, Lady Bullingdon believes he murdered Green in a mental outbreak.”

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