チェスタトン「マンアライヴ」二部四章第423回

「見当たらないですねえ」ピムは穏やかに微笑みながら異をとなえた。「科学の過程をこれほど無視している例は。科学者たちは、正気で考えた事実だと納得してから、これまの過程にもとづいて推論するのでしょうから」

「もし、この娘たちが」グールドはいらいらとして言った。「もし、この娘たちがみんな生きているとしたら(ああ、みんな生きているとすれば)、5ポンドかけてもいい」

「5ポンドを失うことになるだろう」マイケルは、暗闇から重々しく話しかけてきた。「素晴らしいレディたちは生きているのだから。彼女たちは生きているとも。スミスと接触したのだから。みんな生きているけれど、生まれたのはその中の一人なんだ」

「それを信じるようにと言うのですか」ピム博士は言いかけた。

“There could hardly,” interposed Pym with a quiet smile, “be a better instance of the neglect of true scientific process. The scientist, when once convinced of the fact of vitality and consciousness, would infer from these the previous process of generation.”

“If these gals,” said Gould impatiently—”if these gals were all alive (all alive O!) I’d chance a fiver they were all born.”

“You’d lose your fiver,” said Michael, speaking gravely out of the gloom. “All those admirable ladies were alive. They were more alive for having come into contact with Smith. They were all quite definitely alive, but only one of them was ever born.”

“Are you asking us to believe—” began Dr. Pym.

 

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