ジョージ・エリオット「ミドル・マーチ」第一巻第一章(No.5)

和訳)

さらには育ちのよい娘らしい倹約も見受けられた。当時、倹約の対象は第一に衣装であり、経済的余裕があれば、もっと階級をはっきりとさせる費用として使われた。そうした理由があったのだから、宗教的な理由がなくても、質素な服装を十分に説明したことだろう。だがミス・ブルックの場合、おそらく宗教だけが衣装を決めた理由だった。そしてシーリアはおとなしく姉の意見にしたがい、それに世知を足しただけで、はげしく動揺することはなく重大な意見を受けとめた。


英文)

Then there was well-bred economy, which in those days made show in dress the first item to be deducted from, when any margin was required for expenses more distinctive of rank. Such reasons would have been enough to account for plain dress, quite apart from religious feeling; but in Miss Brooke’s case, religion alone would have determined it; and Celia mildly acquiesced in all her sister’s sentiments, only infusing them with that common-sense which is able to accept momentous doctrines without any eccentric agitation.


メモ)

ジョージ・エリオット「ミドルマーチ」手稿

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