再訳 サキ『耐えがたきバシントン』№76

やがて結婚生活が失敗だと判明するとしても、それでも彼女には結婚生活に期待するところがあって、ほどほどの期待を心にいだいていた。だから彼女の数々の恋愛では相手も異なっていて、恋愛が彼女を夢中にさせる人生の要素であることは明らかだった。彼女はうまく構成された性格の持ち主で、それは男だろうと女だろうと二つの職務をまっとうすることも、一つの籠に卵をたくさん詰め込みすぎないように用心することも可能にするものだった。

 If her married life were eventually to turn out a failure, at least she looked forward to it with very moderate expectations.  Her love affairs she put on a very different footing and apparently they were the all-absorbing element in her life. She possessed the happily constituted temperament which enables a man or woman to be a “pluralist,” and to observe the sage precaution of not putting all one’s eggs into one basket.


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