パッセカルトン5回目
中板橋の手製本工房まるみず組へ。
早い人でも百回かかるらしいパッセカルトン講座の五回目。
本をバラして出来た折丁の山。
それを一枚ずつ広げて、まずかがり穴に浸透しているボンドの跡をとる。
元々糸かがり製本の本を材料にしているので、それほどボンドは多く使われていない筈。
それでも指でなぞると、ザラっとした箇所があって、そういうところがボンドの跡。
そんな痕跡を指先やカッターの背で剥がしてゆく。
それからテフロンのヘラで折り目を伸ばす。
二時間かけても一冊が精一杯だ。
それでも指先で紙に触れていると心安らぐ気がする。
作業の合間、先生から消しゴムはんこのことやら、ガラスペンの店カキモリさんのことやら教えていただき、色々と刺激を受けた。
バラして掃除し終えると、このままプレス機に。↓
プレスをかけ続けたものを、また最初から折り始めるそうだ。
一度、本として誕生したものを、また母親の胎内に戻すような不思議な気がする。
