さりはま書房徒然日誌2026年2月15日(日)

パッセカルトン5回目

中板橋の手製本工房まるみず組へ。

早い人でも百回かかるらしいパッセカルトン講座の五回目。

本をバラして出来た折丁の山。

それを一枚ずつ広げて、まずかがり穴に浸透しているボンドの跡をとる。

元々糸かがり製本の本を材料にしているので、それほどボンドは多く使われていない筈。

それでも指でなぞると、ザラっとした箇所があって、そういうところがボンドの跡。

そんな痕跡を指先やカッターの背で剥がしてゆく。

それからテフロンのヘラで折り目を伸ばす。

二時間かけても一冊が精一杯だ。

それでも指先で紙に触れていると心安らぐ気がする。

作業の合間、先生から消しゴムはんこのことやら、ガラスペンの店カキモリさんのことやら教えていただき、色々と刺激を受けた。

バラして掃除し終えると、このままプレス機に。↓
プレスをかけ続けたものを、また最初から折り始めるそうだ。

一度、本として誕生したものを、また母親の胎内に戻すような不思議な気がする。

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