さりはま書房徒然日誌2026年2月19日(木)

パッセカルトン講座6回&製本応用講座

中板橋の手製本工房まるみず組へ。

近くの小さな社?祠?の梅は先週くらいから満開である。

この横を石神井川が流れているが、川端には桜並木が途切れ途切れに続いている。これからが楽しみである。

パッセカルトン6回

今日も黙々とページを伸ばしてはガサガサするボンド跡を剥がしてゆく。

ついに三冊とも終了。

板に挟んでプレス機へ。次回までそのままプレスした状態にして、ひたすらのばす。

地味な作業の合間に、先生から色々製本関係の本のことを教えて頂く。

先日、神奈川県立図書館に展示してあった池上幸二郎・倉田文夫「本のつくり方」はとても良い本で、英語圏でも翻訳されて出版されているそう。

さらにこちら遠藤締之輔「古文書修補六十年」もおすすめだそう。

製本応用講座ー丸背本作り、同時三冊進行ー

自作長編を三冊丸背にしたいと提案すると、先生は三冊を効率よく製本する流れを考えてくださる。

今回は糸でかがる位置にのこぎりで切り込みを入れる目引き。それから見返しはり。

どちらも基礎で何回もやっているのに綺麗さっぱり忘れている。

先生は「私がやってしまったら、覚えられないから」と、老いた脳が動き出すのを根気強く待っていてくださる。優しい。

ノコギリを入れる位置、一回目は計算間違いをしていて先生に指摘され、もう一度計算する。

こんな風にセッティングするのも、いくらトントン揃えても紙が滑ったり、うねったりして難しい。

ノコギリ作業にしても、やりすぎると怖いし、足りないと折丁に穴が開かない。
丁度良い感じだと、覗き込んだときにノコギリの跡にお星様みたいな跡が見える。
折丁の内側にまで到達すると、内側がお星様みたいに黒く見える。

とりあえず先生のおかげで三冊に目引き、見返し貼りするところまで終わる。

次回は糸かがりだ!

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