アルフレッド・マーシャル 経済学原理 9ページ

発達についての継続論は、現代の学校で教えられている経済の考えのなかでも、よく知られている。経済の思想に作用する主なものは、ハーバート・スペンサーに代表されるような生物学についての思想であり、ヘーゲルの「哲学の歴史」や、ヨーロッパ大陸やその他の地域についての倫理哲学に代表される歴史と哲学についての思想である。昨今の書物の考え方には、こうした二種類の思想からの影響がなによりも強く作用している。しかし、その思想の状態は、クールノの「富の理論に関する数学原理」に代表される、継続性に関する数学的概念に影響されている。クールノの教えによれば、経済的な問題の様々な要素を考慮にいれて困難にむかいあことが必要であり、それはAがBを決定し、BがCを決定するという因果関係の連鎖で決定することではなく、相互に互いを決定していくということである。自然の行動は複雑である。長い期間をかけて単純なものにしようとしても、また基本的な提案を続けてしても、何も得るところはない。(さりはま訳)

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