文楽ビギナーが「夏祭浪花鑑」を文楽、歌舞伎で見比べた 其の一

(写真は文楽「夏祭浪花鑑」のポスターよりお辰)

今回、大阪文楽劇場で文楽「夏祭浪花鑑」を太夫さんのいる床近く4列27番、人形遣いの近く2列15番と場所をかえて二回ほど鑑賞。

そのあと大阪松竹座でも歌舞伎「夏祭浪花鑑」を上演していることを知り、歌舞伎ではどう上演するのだろうと幕見席、天井桟敷最後列で鑑賞。これが生まれて初めての歌舞伎体験である。

途中、うしろの方から「成田屋」とか掛け声をかける男性がひとり立っていることに気がつく。役者さんより声が素敵。この掛け声をかける方のことを「大向こう」と言う…ということは後から知った。掛け声をとばす方は一等席にいるのかと思えば、ふつう、この幕見席にいらっしゃるらしい…ということで歌舞伎の幕見席も、大向こうの掛け声も気に入ってしまった。次回もぜひ幕見席で観たいものだ。

文楽もまだ数回観ただけのビギナーだから文楽用語も知らないし、誤解も多々あるだろうけど、文楽と歌舞伎ではいろいろ違う…ということを体感。


其の一 歌舞伎や能のプログラムには床本がない!

    床本があるのは文楽だけ!

 

文楽の場合、プログラムには床本(台詞を書いた冊子)がついている。

歌舞伎の床本も欲しいと思った無知な私、松竹座売り場のひとに「あの~、台詞が書いてあるものは何処で買えるんですか?」と訊いたら、「ああ、文楽の床本みたいなものですね…歌舞伎にはありませんよ」とあっさり言われてしまった。歌舞伎には、役者さんの写真がたくさん入った写真集のようなプログラムはあっても床本はないのだ。

さらに能をやっていた同僚に訊いたところ、能にも床本はないそう。自分で床本を購入しないといけないが、結構高くて一万円近くするとのこと。

能の場合、床本の販売もなければ、イヤホンガイドもないとのこと。能の方々からすればイヤホンガイドのある歌舞伎や文楽はとても親切に見えるらしい。私は太夫さんの声が消されてしまいそうなのでイヤホンガイドは使わないが。

文楽、歌舞伎、能…床本やらイヤホンガイドを比べてみても、いろいろ違いがあるものだ。とりわけ床本の有無は、太夫さんの語りが大きなウェイトをしめている文楽だからなのだろうか…と思ったが、これは文楽ビギナーの独り言、真相は知らない。

続きは後日。

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カテゴリー: 夏祭浪花鑑2017年7月, 文楽 パーマリンク

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