チェスタトン「マンアライヴ」二部二章第240回

「マイケルのくそ野郎!」グールドは大声をはりあげ、人生ではじめて真剣になった。「いまいましい思いをさせて気分転換させる気かい?」

「ウォーナー博士が、最初の銃撃をうける前に話していたことは何なのですか? 」ムーンがするどく訊ねた。

「あいつときたら」ウォーナー博士は横柄に言った。「訊ねてきたんだよ。あいつらしい合理的な訊き方で、私の誕生日かどうかと。」

「それで君は答えたわけだ、君らしい見えをはって」ムーンも大声をあげ、長く、すらりとした指をつきだしたが、その指はスミスのピストルと同じくらいに緻密で、印象に残るものだった。「誕生日なんか祝わないと」

 

“‘Ang it all, Michael,” cried Gould, quite serious for the first time in his life, “you might give us a bit of bally sense for a chinge.”

“What was Dr. Warner talking about just before the first shot?” asked Moon sharply.

“The creature,” said Dr. Warner superciliously, “asked me, with characteristic rationality, whether it was my birthday.”

“And you answered, with characteristic swank,” cried Moon, shooting out a long lean finger, as rigid and arresting as the pistol of Smith, “that you didn’t keep your birthday.”

 

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