手製本テクニカルレッスン「ブリザードブック」
昨日は中板橋の手製本工房まるみず組のテクニカルレッスンへ。
昨年、刊行された「ヘディ・カイルの紙折り製本」の70ページに掲載されているブリザードブックを、先生がアレンジした形のものを学んだ。
へディ・カイルさんのブリザードブックにはない表紙と見返しをつけ、ポストカードを差し入れしやすい横長の形にアレンジしたもの。
この本は見ていて楽しいし、作り方も丁寧に図解入りで説明されているが、いざ作ろうとすると何故かハードルが高い……ので助かった。
貴重な学ぶ機会に感謝。

表紙用クロスやら見返しの紙を選びつつ開始を待つ。

ヘラで折筋をつけてから折り始める。

後から写真を見返していると、このとき私は何をやっていたのだろうか……と早くも忘れかけている。
端を三角に次々と折っていた、のだと思う。

折った三角を開いて、今度は裏側に折っていった、のかな。早くもあやふや。

背中の蛇腹完成。
さらにボール紙にクロスを貼って表紙も作る。
見返しも切り出す。

見返しを貼る。

中に入れるマルミズチャンカードを切り出してゆく。
➕みたいな記号は「トンボ」と言って(形がとんぼに似ている)、切り出しラインを示しているそう。

トンボを気にしつつ切り出す。

完成。頂いたマルミズチャんカードやら挟む。
帰宅後、真ん中のページに挟む二つ折りの紙を二枚切り出して追加。
こんな風にカードや詩編をディスプレイできる楽しい本の作り方だと思う。
いい加減な性格のせいで蛇腹の三角がヨレヨレしてしまって反省。もっと正確に測って丁寧に折らなくては。

ヘディ・カイルさんは猛吹雪で仕事に行けなくなったとき、邪魔されることなく没頭しているうちにこの製本方法をつくられたそう。
なのでブリザードブックと言うそうだ。
ちなみにへディ・カイルさんが、こうした綴じない製本方法に興味を持ったのは日本のお寺でお経をあげる場面に遭遇したことからだそう。
お経がこんなに素敵な本に発展するとは!

ふと上を向いたら、中板橋の電灯にはお地蔵様がいることに気がついた。