製本応用講座「自作長編を丸背革装にする」
昨日、中板橋の手製本工房まるみず組へ。
革でくるんだ表紙に菜の花をモザイクしていく作業に入る。
まずは下書きのイラストを眺めながら、ポンチで革を丸く抜いてゆく。
下敷きの台の上に革を置き、ポンチを拍子木で叩いて革を丸くくり抜いてゆく。

革の雰囲気だけで満足できるような、ここにセンスのない私の絵を散らしていいのやら……迷ったのだが。

ポンチの大きさを変え、革の色を変え、くり抜いた丸たち。
とりあえず革の上に並べて仮置き、様子を見る。
何となく菜の花に見えなくもない。
葉っぱと茎は花が終わってからの予定。
トントン拍子木でポンチを叩くうち、うっかり下敷きの外で叩いたり。注意力散漫を反省。

今度は表紙の革をポンチで叩き、革をくり抜き、その下のボール紙も軽く剥がす。
丸くくり抜いた黄色い革の形を整えてボンドをつけ、その穴に嵌める。
出っ張っていると引っかかって取れることもあるそうなので、少し凹み気味にしたいが上手くいかないのが私らしい。
表紙のポンチ作業を繰り返してゆくうちに、振動で仮置きの菜の花がどんどん崩れてゆく。
この丸はどこに?と思案。結局、一番下の二つの花をはめ込んだところで終わる。

作業の合間、先生が色々興味深い本を見せてくださる。
↑こちらは和紙研究で有名な外国の方が実際に各地の紙漉き場をまわって、まとめた本とのこと。
すごく細かく文が英語で書かれて、図解もたっぷり。見応えのある本である。

こちらはZINEの作り方が丁寧に、分かりやすく書かれた本。

終わったら外はもう夜だった。