さりはま書房徒然日誌2026年4月21日

パッセカルトン12回&製本応用講座「自作長編を丸背にする」

4月18日のことになるが、中板橋の手製本工房まるみず組へ。
パッセカルトン➕製本応用講座ダブルの予定がキリのいいところまで終わらず夜9時までのトリプル講座になった。

最後まで「慌てなくて大丈夫ですよ」と優しく対応して下さった先生に感謝。

まず最初の製本計算ドリルからして、全問間違えてアタフタ。
先生に「図を描いて、もう一度考えて」と言われてやり直すと、私の答えではおかしい。
図に描いてみること大事と思い知る。

パッセカルトン12回

前回と同じ作業を黙々と繰り返す。

バラしてプレスした本のページ中央に補強の薄い和紙を貼っていく。

三冊同時進行でやるのだが、私の場合、同じ本で三冊。

だんだん組み立てたときにちゃんと揃っているだろうか……と不安になりつつも、まあ多分大丈夫でしょうと楽観的に。

製本応用講座「自作長編を丸背にする」

今日こそは箔押し所に出せる状態にして帰ろう!と思うも、勉強不足でよく手順が見えていためモタモタ。

革だけ切り出して預ければ……と思っていたら、そうではないらしい。

本の形に合わせて切り出したボール紙に革をくるんでお願いするか、それとも自分で位置を測定してお願いするか。

ボール紙に包んでお願いすることに。

丸背の幅を測るのも難しい。方眼紙をあてて印をして測定。

は丈夫なので、革の裏側にボールペンでボール紙の位置を記す。

革の四隅と背の上をカット。

この後、手術用メスでこの部分を薄く削いでゆく。

削いでおかないと、ボール紙を包むときモッコリしてしまう。

この後は焦って写真を撮る余裕もなかったが、四隅は爪先でつまんでギャザーを寄せる。

このギャザー寄せが出来ない製本会社が多いのでは、と思う。
私が持っている革装の本を見ても、紙みたいに薄く革を漉くことで隅のモッコリを避けている。
でも、これだとせっかくの革の雰囲気がだいぶ失われてしまう。

革の表部分。

今回、白と青の二色。

箔押し文字を入れるタイトル、その位置、フォントの大きさ、箔の色の指示書を先生と相談しつつ仕上げる。

箔の色、銀にしようか金にしようか迷い、結局、一つは金、一つは銀にすることに。

全部同じでなくていいのが手製本のいいところ。

工房を出たら九時を過ぎていた。遅くまで優しくご指導くださった先生に感謝。

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