手製本応用講座「パッセカルトン13回」&「自作長編を丸背革装にする」
4月25日(土)は中板橋の手製本工房まるみず組へ。
次の日、月光歌会があったりで、日誌のアップが遅れてしまった。
パッセカルトン13回
三冊の糸かがりの本を解体。
バラバラにしたページをプレス、生まれた時の状態に戻す。
そのあとページ中央の糸かがり跡に極薄和紙の短冊を貼ってプレス。張り付き具合を確認しつつ、はみ出ている和紙をハサミで切る。←今ここ。

貼る……という作業がとても難しい。翌週確認すると、端の方が剥がれていたりする。
先生が溶いたケイコー糊の状況を調べるも悪くはない。
テフロンヘラでゴリゴリするのが足りない……ということになり、ゴリゴリしたら和紙がビリビリちぎれてゆく。
不器用者には加減が難しい。
「自作長編を丸背革装にする」
箔押し屋さんにタイトルの箔押しをお願いしていた表紙が帰ってきた。
箔押し屋さんも布装への箔押しをしている所、革装がメインの所と別れているそうだ。
それだけ職人さんの感覚が必要なのだろう。
金の箔にするか銀の箔にするか迷い、青革は金の箔、白革は金箔パターン、銀箔パターンの二通りでお願いすることにした。
同じでなくていい、それぞれ違っていていいのが、手製本の長所。

裏返して、革とボール紙の段差を埋めるべく紙を貼ってゆく。

革に紙がのっかると外見に響くので、重なっている部分の革をカットする。
隙間は気にしなくていいそうだ。

表紙の用意終了!
方眼紙に表紙デコのデザインを描いてゆく。
意味不明な私のデザインをみて、先生が優しく菜の花らしく革をデコるデザイン例をささっと描いてくださる。
「茎部分は緑の革の紐を使えば」と色々アイディアを教えてくださる。
果たして私がやればどうなるのだろうか?

まだ本文と表紙の合体はしていないけど、とりあえず表紙にくるんで道具箱にしまう。
手製本はひとつひとつ丁寧に作業をしていくから時間はかかるもの。
本とは大量生産されるものではなかったのだなあと思いつつ、本日の作業を終える。

石神井川の桜は葉っぱがわさわさしていた。
