政府がみずから直接あいだに入らない場合、個人や自治体が各自の問題を好きなように管理することは、どこまでが許されるのだろうか。鉄道はどのくらい規制するべきなのだろうか。ある程度、独占的な位置にある他の問題はどう規制するべきなのだろうか。また土地はどう規制するべきなのか。その他の、ひとの力では量を増加することができないものはどうすべきなのか。資産について、今ある権利を全力で維持することが必要なのだろうか。それとも与えることになったり、幾分失うことは最初から必要不可欠なことなのだろうか。(1.Ⅳ.16)