さりはま書房徒然日誌2026年3月13日(木)

製本応用講座ー自作長編を丸背本にするー&パッセカルトン講座

今日は中板橋の手製本工房まるみず組へ。

製本応用講座とパッセカルトン講座を受けた。

そのようなわけで製本計算ドリルも二回分受ける。

・「サンバレーオニオンスキン(シャリシャリした薄い紙)を本文に使う場合」について想定される諸々。

・厚み3ミリの硬い紙をリングアルバムの台紙に使う場合に想定される諸々

……などをまとめて答える問題だったが、私の考えの凡庸さ、甘さ、工夫の足りなさを、先生は分かりやすく優しく説明してくださる。

製本応用講座ー自作長編を丸背本にするー

自作長編を三冊も丸背本にするため、前回と同じ糸かがり作業が続く。

今日はなぜか糸の機嫌が悪い。

わかるだろうか?トンカチの上にのせた糸に微かな絡みがあるのが。↓

このコブ、いつの間にか生まれていた。

どうしても解けない。

「じゃあ無視しよう」と思って針を引っ張っても、コブが邪魔して紙に通らない。

仕方ないから後戻りして背側に出して、新しい糸を結びつけることに。

でも今日は糸の機嫌がとことん悪い。

糸を途中で交換するときは背側に新しい糸、古い糸の結び目がくるように持ってくる。



それがジャストの位置で結べず、本文の内側に結び目がきてしまう。

先生に相談すると、やはり見た目の悪さ、背固めもするから背側に結び目があった方が丈夫で安心とのこと。

ここでもやり直し。

糸の機嫌ではなくて、私の不器用さが全開した日なのかもしれない。

(下の写真はかがり終えたときのものだが、背中に糸を付け替えたコブが何箇所かある)

とにかく三冊目の糸かがり、終了。

自作長編三冊、糸かがり終了した!次回は背固め。

パッセカルトン8回目

前回と同じ作業。

バラしてプレスしてある本のページ中央部分に、スパイダーという極薄の和紙を細長くしたものを貼る。

私は極薄の和紙をカッターで切る作業がとても苦手なのだが、今日はビリビリにならずに切れた。

貼ったらワックスペーパーに挟む。最後、ふたたびプレス機へ。

そのほか

今日も皆さん、それぞれが思いのあるものを本という形にされていた。

写真集を作ろうとされている方、

手製本のテキストのプリントを本にまとめようとしている方、

卒業するお子さんがお世話になった先生方へ、色紙を入れる箱を作っている方。

丁寧に工夫を凝らしながら、思いを形にしていく過程を眺めていると、見ている私までとても幸せになってくる。

癒されて、ついミスを多発してしまったけれど。

中板橋駅前ではモクレンが咲いていた。

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