2012年5月30日
Greeks say they are the hardest-working European nation: Stereotypes of Europe | The Economist.
ギリシャ人はヨーロッパで一番自分たちが一番勤勉だと考えている
世論からときおり、形になりつつある見解が明らかになることがある。昨日おこなわれた、ポー・グローバル調査会社による調査がそうである。ユーロとヨーロッパ連合への受け止めかたに関する、ありふれた質問項目には、8カ国(英国、フランス、ドイツ、チェコ共和国、ギリシャ、イタリア、ポーランド、スペイン)の人々に対して、ヨーロッパ連合で一番勤勉な国はどこかという問いがあった。ギリシャ人は明らかな解答(ドイツ)を無視して、そのかわりに自分たちギリシャ人が一番勤勉であると答えた(他の7カ国は表が示すように、「ドイツ」と答えている)。しかしながらギリシャ人の理解は見かけほど、現実の把握を間違えているわけではない。ギリシャ人は、OECDのデータが図表で示しているように、実際にヨーロッパで一番長く働いてはいる。しかしながら、どのエコノミストも指摘するように、長く働けば生産性があがるというものでもない。そしてギリシャの生産性は比較的低い。この国の苦境は、収賄のせいで回復を妨げられている。ギリシャの収賄はイタリアに次ぐレベルと見なされているが、ギリシャ人は自分たちの国がとりわけ一番収賄にそまっていると考えている。(Lady DADA訳・・・英文記事中に図表があるので、参考にしてください・BlackRiverチェック)