パッセカルトン25回&製本応用講座を受けながら一杯助言を頂く
木曜日、大雨の降り出す前に中板橋の手製本工房まるみず組へ。
リュックに紙を入れていたから降り出す前でよかった。
パッセカルトン25回目。
本をばらす。
薄い和紙で補強しつつプレス。
またページのノンブルがピタッと合うように折る……の作業も終わる。
製本応用講座は、丸山先生のエッセイ「つれあい」を本にする下準備。
その合間につくろうと思っている本のことをあれこれ相談。
歌集について相談
知り合いの歌集、片側のページに日本語で一首、片側にハングルで詠んだものを一首という構成。
希望を聞いたとき、「轍をエンボスで表現してもらいたい。それが唯一の希望。できれば轍部分を薄墨色で表現できたら」とのこと。
両方の言葉に必死に轍を残すように歌を詠んできた歌人人生を思えば、納得の希望。
でもエンボスはタイトルの長方形の枠しかやらない不器用で不精者の私、まるみずで青ざめて先生に相談。
さすが先生。工房の中にある道具を使って、私にも出来そうな手段で轍を作って見せてくださる。
これは展開図を作ったりするのに使う「抜き」の金型だそう。

ボール紙を水で湿らせて、「抜き」の金型をあててプレスの機械にかけると……
轍の跡らしきものがついている!
手作業で掘らなくても大丈夫そうと分かり、不器用者は安堵。
轍はこれでもいいし、他にも何か良さげな金型を探してみよう!

さらに表紙は和紙、背中は革のドイツ装がいいのでは?という助言。
和紙だとプレスしてエンボスがつきやすいし、
エンボス部分に墨を塗れば、薄墨の色合いと調和するのでは?とのこと。
墨は落ちにくいそうだ。
さらに韓国の紙について伺うと、工房のストックから韓国の手すきの紙を探してくださった。
韓国の手すき紙。すごくツルツルしている。↓

まるみずの先生の頭には、素敵な本のアイディアがいっぱい詰まっている!
まるみず組には、いろんな本づくりの道具や材料が揃っている!
日本語とハングル、両方で表記した歌集、頑張って作ろう!
この日、私がZINEフェス用に試作中の冊子についても親切な助言をたくさん頂く。これも頑張らなくては!