チェスタトン「マンアライヴ」二部三章第300回

「とんでもない。そんなことを考えたことはありません」私は答えました。「理性というものがまず働いて教えてくれますから。憧れがあっても、人生のなかから置き換え可能なものに合わせて生きていきなさいと。ここにいる私にしたところで、ありきたりの人生をいきていくことに満足しているのですよ。興味関心はこの地にあるのです。友人の大半もそうです。それからー」

「それでも」彼は声をはりあげ、背をのばした。「フランス革命をおこしたではないか!」

「言葉をかえすようですが」私は抗議しました。「それほど年老いているわけではありません。少しはつながりのある人たちでしょうけど」

 

“`No, I think not,’ I replied; `reason tells a man from
the first to adapt his desires to the probable supply of life.
I remain here, content to fulfil the life of man.
All my interests are here, and most of my friends, and—’

“`And yet,’ he cried, starting to his almost terrific height, `you made the French Revolution!’

“`Pardon me,’ I said, `I am not quite so elderly.
A relative perhaps.’

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