和綴じ・麻の葉綴じにトライする……難しい、でも楽しい!
まるみず組製本基礎コースで、和綴じ・麻の葉綴じにトライする。
かがり糸が一筆書きになるように、麻の葉模様になるように考えた昔の人はすごい。中国の綴じ方を部分的に取り入れた麻の葉綴じ(と思う)は、アジアの知恵が詰まっている。
そんな知恵の結晶、スイスイ作るのは難しい。
今日もかがっている途中で「あれ、変!」と思うこと二度。その度に糸を解いて後戻り……しようとしても和綴じは丈夫、頑丈。中々解けない。自分の失敗を解くことすら出来なくなって先生に解いて頂く……こと二度。情けない限り。
私は麻の葉を見たことがないが成長旺盛で、健康に育つシンボルだそう。そんな願いを糸で表現する昔の人の雅を感じながらの麻の葉綴じ。また家で練習して、今度はしくじらないようにしたい。
↓今回は裏打ちした布を表紙に使用。柄物だと穴の印が見にくいことに気がつく。糸に悪戦苦闘しているうちにヨレヨレになってしまい、本文が表紙からはみ出している!
天地を半分にしたサイズで作れば、詩集に向くのではないだろうか。和紙で出来た詩集もいい気がする。頑張って復習制作しよう。