製本基礎コースでアルバム製本ドイツ装第一回目
中板橋の手製本工房まるみず組での製本基礎コース、全三回にわたるアルバム製本ドイツ装の今日は一回目。
半紙サイズの紙から指定された大きさに切り出すには、どう配置すればいいか……という最初の製本計算ドリルの段階でモタモタする。
先生が実物を見せて説明してくれたのに、なぜか頭の中は紙を半分に折る普通の本のイメージで計算してしまい、モタモタ。

(ざっくり切り出した直後。化粧裁前)
ペーパーナイフでざっくり切り出して化粧裁。ざっくり切り出すのも、切ってしまってミスに気がついたら……と思うと恐る恐るになってしまう。

黒い綿テープを縦軸にして糸でかがっていく。
かがるための穴をつくるためにカッターで切り込み、針で穴を大きくしたら一箇所ビリビリ破れてしまった。
途中なんか変だなあと思いつつ糸でかがっていたら、やはり先生からも「変なところまでほどいてやり直すように」とのこと。またモタモタ。
糸でかがるだけで精一杯で「アルバムだからサイドがアコーディオンになるように重ねながらかがって」との言葉もすぐに飛んでしまう。
こんな風にモタモタしても、まるみず先生は優しく丁寧に教えてくださる。有難い。