さりはま書房徒然日誌2025年5月15日(木)

手製本基礎コース第29回「改装本 布装・角背4/6回」

中板橋の手製本工房の製本基礎講座第29回、「改装本 布装・角背4/6回」。
次回、糸でかがる時のため、本をノコギリで目引きしたり。
分解した本に見返しをつけたり。
表紙用の布の裏打ちをしたり……色々やることがある。

その中でも印象深いのが「ギャルド・ブランシュ」のための作業。
ギャル・ド・ブランシュとは、先生の説明によれば


「改装本に仕立てる時、本文より前に何もない真っ白な折丁を前後に入れてあげることにより、より保護され、そしてゆとりのある本に仕立てます。この折丁のことをギャルド・ブランシュと呼んでいます」

そんなものがあるとは!知らなかった!

ギャルドは多分「守衛」「警備」「親衛隊」の意味ではないだろうか>
ブランシュは「白」
「白い親衛隊」とでもいう意味なのだろうか?どちらもフランス語である。

↑手締めプレスに本を挟んで、糸でかがる位置に直角定規をあて印をつける。
でも最後に数ミリ余ってしまい、やり直す。
中腰で私には腰の痛くなる作業。

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