アルフレッド・マーシャル 経済学原理1.Ⅲ.2

しかし経済学の調査をしていくと、ある局面において、何らかの目的をはたそうとするときに、強く求められることがある。それは新しい真実を確かめることであって、事実について相互関係を確かめることでもなければ、既に知っているような説明を確かめることでもない。一方で他の局面において見かけることだが、出来事の原因が目立つ外面に存在することがあり、一目ではっきりわかるようなことがある。それが真実の原因であるのか、それとも唯一の原因であるかについては不確かである。必要とされることは、既知の事実についての推論を精細に調べることであり、事実をたくさん求めることではない。(1.Ⅲ.2)

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