201710 隙間読書 小川未明「牛女」

「牛女」

 

作者:小川未明

初出:1919年「おとぎの世界」

文豪ノ怪談ジュニア・セレクション

死んでも雪の残る山肌に姿をあらわして我が子を見守る優しい母、牛女。それほど我が子のことを思う母が、成人した我が子が法事をしないからという理由で、子のりんご畑のりんごを落として全滅させたりするのだろうか…という疑問がまず残るけど。

女は、いつも黒いような着物をきていました。

東雅夫氏は「黒い着物」とのニュアンスの違いに留意…と注をいれているけれど、なんのために、どんなニュアンスの違いをだそうとしたのだろうか? 鈍い私には分からないから、「文豪ノ怪談 精読」講座のときによく話をうかがうことにしよう。

読了日:2017年10月5日

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