製本の復習をしたけど失敗!
製本基礎講座の二回目で習った糊を使わない製本の復習をする。だが失敗。
二週間前にやったばかりなのに「どうやったのだろう?」と立ち止まる。でも頂いた詳しい資料があるから大丈夫と安心して、きちんと全部読まないで作業したのが主な敗因。
よく読んでみたら
「最後また使いますので残しておく(かがり糸の最初の部分のこと)」
「裏側の紙は、一番小口側の穴だけ開けないで下さい」とちゃんと資料に書いてある。
でも糸は切ってしまった!一箇所小口がわに穴を開けてしまった!と切ってから、穴を開けてから、ハッと自分のミスに気がつく。
そのようなわけで失敗作になってしまったが、製本の復習をしてみると、これでもかこれでもかと自分が分かっていなかったところを認識する。
講座のときは失敗作にならないように先生が見守ってくれていたのだなとあらためて感謝する。
それから今回の復習には、田畑書店ポケットアンソロジーより宮沢賢治「ポラーノの広場」上、中、下を使用した。ポケットアンソロジーは紙の質がいいのだろう。切り込みを入れたり、糸でかがるときに抵抗感があってモタモタ苦労した。
でも軽い紙の表紙をつけ、糸でかがると、ポケットアンソロジーは軽々としていながら丈夫で読みやすさがアップする。失敗作とはいえ、読むのには支障はなく読みやすさはアップした。
ポケットアンソロジーでの製本の復習にハマってしまいそうである。
↓(悲しの失敗作)