さりはま書房徒然日誌2026年2月23日(月)

初めての料紙つくり

手製本工房まるみず組のテクニカルレッスン「はじめての料紙」を受講。

料紙(りょうし)とは、美術和紙工芸のこと。

様々な装飾技術があるらしいが、今回は金箔を使う装飾&必要な道具作りを学ぶ。

道具その1 皮版(かわばん)

金箔を切るための台。

ボール紙を重ね貼り合わせ、その上にふかふかの真綿を置く。

そして余り革で包む。

チョキチョキ革を切ったり、貼ったり。

裏部分を製本クロスで隠す。

シワシワがいっぱい出来てしまった。

完成!隅のあらをリボンを貼って隠さなくては。

道具その2 竹刀(ちくとう)

竹刀をひたすら削る。

だが不器用な私には中々うまく削れない。

竹は電気を通さないので、静電気防止にもいいそうだ。

道具その3 箔筒(はくつつ)

市販品もあるらしいが、身近なもので安く作れる。

紙の筒に目の荒い寒冷紗を被せる。輪ゴムで止める。これだけ。

あとは箔を中に入れて、百均で売っているステンシル用野ブラシで擦ると、砂子がキラキラ散る。

箔の切り出しに入る。

皮版にも、竹刀にも、竹のピンセットにもシッカロールをたっぷり塗って、手の脂を防止する。

脂を拭き取るために真綿も用意する。

でも上手く切れない。すぐビリビリになる。

和紙にドーサ(箔を定着させる液。膠と明礬をミックスした液)を塗って、切り出した箔を貼る。

でも箔は勝手にふわりふわりと漂って思うように張り付いてくれない。

作業の合間に先生から伺う和紙や和本の話も興味深い。

先生のおすすめのサイトは、国文学研究資料館の「和本の様々」だそうだ。ほぼ全ての和本の形態を見ることが出来るらしい。

お話を伺っていると和紙への愛情とレスペクトが伝わってくる。

先生にとって紙は単なる道具ではなく、愛おしいものなのだなあと思う。

私もそんなふうに紙と関われたらいいな……

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