パッセカルトン講座&手製本応用講座「自作長編を丸背上製本にする」
咲き始めの桜も寒そうな雨日和のなか、中板橋の手製本工房まるみず組へ。
パッセカルトン10回
前回ページ中央部分に薄い和紙を貼って補強、ワックスペーパーでサンドしてプレスした。
今日はワックスペーパーをはずし、はみ出ている和紙をチョキチョキ鋏で切る。
だが前回貼った筈の和紙が結構剥がれていたり……。後日もう一度やり直そうと除けたページがたくさん。
糊をつけたとき、もっとヘラでゴシゴシ擦らないといけなかった……と反省。

向こうの作業台では、基礎課程を終えた方々が卒業制作の発表をされていた。
私も見せてもらったり、触らせてもらったりした。
卒業制作だからだろうか、どの作品からもその人が大切にしている想いがストレートに伝わってくるようで、あらためて手製本の素晴らしさを思った。
手製本応用講座「自作長編を丸背上製本にする」
今日はいよいよ背中の丸みだし……でも中々上手くいかない。
本にきっちりウースをかけ(適当な紙でくるりと巻く)、背中をかすかな水気で湿らしてから、丸みだしのトンカチ作業へ。

でもこの後の作業は写真を撮る余裕がなかったので、去年の写真から。
このバッキングプレスという道具に本をはさむ。
でも私には丁度いい位置、丸背の横、耳が出る位置にきちんとはさむのが難しかった。
丸み出しのトンカチで叩けど、中々丸くならず。耳も中々出来ず。
でもトンカチで叩いていると汗が出てくる。でも上手く丸くならない。
最後、先生がやってくださると、あっという間に丸くなってゆく。でも先生に重いトンカチで叩かせてしまった。申し訳ない限り。

丸背、しくじりかけましたが、先生のおかげで何とか丸背に。

私が自作長編を手製本にしていると聞いた外国の方が「それって私の憧れ!」と言われたような気がする(覚束ない私の英語)
書く、自分の手で本にする……というのは大変だけど、万国共通の幸せな時なんだなあと思った。
中板橋の夜桜を眺めつつ帰途へ。
